ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

有限会社耕グループ(恵那市・高齢者介護)

【2026年4月13日 更新】

  • 年休取得率70%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 保育・子育て支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性16名 女性63名 計79名 ※2025年11月現在

エクセレントPOINT

①メンタリング研修を実施し、対話を重視した職場づくりを推進
②委員会活動を通じ、主体性と職場内連携を強化
③地域の子育て家庭やひきこもり当事者を支援

職員が自ら考え動く自主経営を目指す

 耕グループでは「職員が幸せになる会社をつくる」という目標を掲げ、職員が「自律」し、自ら考え行動する「自走型組織」を目指している。そのために全職員を対象に「メンタリング研修」(人としてのあり方を学ぶ研修)を月1回、オンラインで実施。研修で重要性を学んだ「対話」の文化を職場内に根付かせるため、各職場で「メンター」と「メンティー」を決め、定期的に1on1の対話の時間を設けた。これらの結果、各々の意見を尊重し、互いを理解しようとする行動が増えている。
 また、職場の活性化とエンゲージの向上を目的として、全職員が5つある委員会のいずれかに所属し、業務として活動。その結果、職員同士の交流の機会が増えるとともに、以前は一部の職員のみが行っていた活動を「自分事」として捉えられるようになり、役割意識が向上し、各活動がより活発になった。
 業務の効率化に向けては、ペーパーレス化により勤怠管理にかかる作業時間の大幅な削減を実現。利用者の情報共有には専用のソフトの入ったタブレットを導入。10%前後の残業時間の削減につながった。
 子育て支援においては、2021年5月、女性職員と地域の母親らでつくる「子育て中のママと子どもに優しい居場所・サトワラ」の活動を開始。事業所周辺の耕作放棄地や森に、地域の親子と介護事業所利用者、職員が集まり、自然遊びや料理などを通じて交流する。22年度からは専門家を講師に招いた子育て講座を月1回開催。子育て中の職員と地域住民がともに育児法を学んでいる。サトワラの活動を機に、子育て中の女性3人が入職し、職員として活躍している。
 23年には、特定非営利活動法人くわのみと共同でひきこもり支援(トモニコ)を開始。地域の居場所づくりと相談事業を行う。24年度からは同グループ単独の相談事業と居場所事業、ケース検討会議などの情報共有を含めた連携活動も展開。地域の当事者とその家族を支えている。


利用者へ寄り添う職員。


女性職員と地域の母親らでつくる「子育て中のママと子どもに優しい居場所・サトワラ」の活動。