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関信用金庫 各務原支店せきしんようきんこ かかみがはらしてん
渉外係
篠田翔吾さん(各務原市)

【2022年8月 2日時点】

子どもにはいろいろと
楽しい経験をさせてあげたい
笑顔を増やしてあげたい
それが私の想いです


1908(明治41)年に創業した関信用金庫は、全国屈指の歴史を誇る信用金庫です。家庭と仕事を両立しやすい環境づくりの取り組みが評価され、「岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」に認定されました。各務原支店に勤務する篠田翔吾さんは、仕事では若手のホープとして期待されており、家庭では2児の父親として頑張っています。

次のステップに挑戦

 商業系の高校から大学へ進学し、経営学を学びました。金融業界への就職をめざし、できれば地元に戻りたいと、関信用金庫を第一志望に考え、入庫しました。今年で8年目です。
 1年3カ月ほど融資係を経験したのち、外回りの渉外係に。現在の担当区域は一般家庭が7割、法人が3割というお客様の比率です。外回りは地域を知れる仕事でもあり、面白いと感じています。
 渉外係は地域の事業所や家庭を訪問して、ご預金、ご融資の相談や、お積み立ての集金がメインの業務となります。住宅ローンのご相談で感謝されるなど、お客様から「ありがとう」の言葉をいただく機会も多く、そのたびに仕事を頑張ってきて良かったなと思います。
 8年目を迎えるにあたり、後輩も増えてきましたし、その後輩たちへの指導と自分の知識を高めていきたいという気持ちから、指導監督職となる職能等級への昇格試験に挑戦しました。幸いにも合格しましたが、まだまだ自分のなかで知識不足と感じる部分もありますので、日々勉強だと思って、どんな仕事にも意欲的に臨んでいます。
 今後はリーダーシップ的なことも学びながら、少しでも頼られる先輩になれるよう、努力を続けていきたいと考えています。

子育て支援制度が充実

 正直、家事は妻におんぶに抱っこの状態で、ほぼ任せっきりになっています。実は妻とは同期入庫で、同じ信用金庫職員ですから、仕事については理解があります。何か仕事の面で困ったときにも、すぐ相談ができるので助かっていますし、昇格に向けた勉強も、それほど気兼ねすることなくできていました。
 子どもは上が3歳で、下が6カ月。妻は今、育児休暇中ですが、もうすぐ復帰予定です。弊庫では子どもが3歳まで時短勤務が可能で、保育所への送迎も余裕をもってできるため、妻も安心して仕事に復帰できます。私は、妻の出産に立ち会うため特別休暇を取得しました。
 また、弊庫では定時(17時15分)であがれる日が多いので、夕飯は家族そろって食べます。妻が下の子の世話をし、私は上の子の相手をしながらの食事です。子どもの入浴は妻が行い、私は体を拭きます。寝かしつけは妻がしてくれています。改めて見てみると、あまりやれていませんね。家事はほとんどできていないので、育児はしようと思っています。

成長する我が子の姿を見て

 それでも、妊娠中はできるだけ私も育児をするようにしていました。特に2人目の子は4000グラム以上で生まれてきたので、出産前の1カ月は妻も相当辛かったようです。その間は、なるべく上の子の面倒を見るように心がけていました。
 どうしても手助けが必要なときは、母を呼びました。私の実家のすぐ目の前に家を建てたため、助けも求めやすく、それで何とかやれたとも言えます。
 コロナ禍で遠出はできせんが、休日には子どもを連れて、近くの公園などへ出かけて遊んでいます。上の子は保育所でいろいろと覚えてくるようで、よく歌ったり、踊ったりします。そんな姿に、子どもの吸収力のすごさを感じますし、毎日の成長が目まぐるしく、本当に驚かされます。

失敗も経験にしながら

 乳幼児に食べさせてはいけないものがあるのですが、つい与えてしまいそうになって、何回か妻に怒られたことがありました。妊娠中、妻といっしょに勉強したはずが、身に付いていなかったのです。反省しています。
 子どもが元気なのは良いですが、こちらの言うことをなかなか聞きません。どう伝えればいいのか、経験を積むしかないと思って、やるようにしています。子育ても日々勉強ですね。その気持ちを忘れずに、失敗も経験にして、次に活かしていきたいと思っています。
 子どもたちには、いろんな場所に連れて行って、いろんなことを経験させてあげたいなと思っています。そして、子どもたちがいつまでも笑顔でいられるようにしてあげたい。夫婦ともに信用金庫職員なので、将来を見据えて、子どもたちのために、いろいろと資金の準備をしていこうと話し合っています。