株式会社パソナテックで、地方でのクラウドソーシングサービス活用促進などに取り組む大池牧子さん。「働きたい人が働きたい場所で仕事をする」。そんなスタイルを提供しています。
時間や場所にとらわれない
新たな働き方をつくる
岐阜市出身で大学時代を横浜で過ごし、そのまま東京で就職しました。当初は大学で学んだ中国語を活かしたいと思い翻訳・DTP関係の仕事をしましたが、いずれは岐阜に戻りたいと思っていたこともあり転職しました。Webディレクターの仕事をしていたところ現在の会社に出会い、グループの理念「社会の問題点を解決する」に共感し入社しました。
今は人材移住事業に加え、地方でのクラウドソーシングサービス活用促進のための活動をしています。たとえば、クラウドソーシングを使う側のスキルを高めてもらうための発注体験会、ワーカーがスキルを向上させてより高度な仕事ができるようなスクールの開催などです。時間や場所にとらわれない働き方をつくり出すことで、地方の活性にもつなげたいと考えています。
さまざまな人との出会いを糧に
自分の世界を広げる
入社後は色々な業務を経験してきました。仕事を紹介するコーディネーター、Webディレクター、岐阜の拠点が立ち上がってからは、人材育成事業も平行して担当してきました。
この仕事の醍醐味はやはり、さまざまな人と出会えること。その出会いにより視野が広がり、自身の世界も広がっていると感じます。また、経験のないこともやってみればなんとかなるということがわかりました。人前で話すことが苦手だったわたしが、イベントの司会や研修講師を務めるなど、これまでできなかったことができるようになると、本当にうれしいですね。今でも得意とはいえませんが、回数を重ねるごとに慣れてきて苦手ではなくなってきました。
これからもさらに、働きたい人が働ける場を提供していきたいです。思うようにならないこともありますが、出会った方に喜んでいただけるよう頑張っていきたいです。
家では仕事を忘れて
家族との時間を大切に
今は主人、小学校1年生、年中の子ども2人と実母の5人暮らしです。家に帰ったら、仕事のことは忘れるために、メールなどは極力見ないようにし、子どもと遊ぶことに集中しようと努めています。なかなか、毎日は上手くいかないのですが...。
子どもたちとは、塗り絵や将棋、工作をして遊んでいます。趣味のアルバムづくりや、家族でのキャンプなどが大切な息抜きの時間になっています。
主人は子どもを保育園に送ってくれたり、洗濯物を干してくれたりと本当に助けてくれます。また私の帰宅が遅くなるときは、母が子どもを迎えにいってくれるんです。1人で無理をしないで、家族に頼るべきところは頼ることも必要だと思っています。「散らかっていても気にしない」くらいの力の抜け具合も大切ではないでしょうか。
働きたい人を応援できる
スキルを身につける
電子書籍をたくさん読むのですが、ビジネス系の本を読み、いつも自分を鼓舞しています。その中で出てきた重要なフレーズをマークしておき、後で読み返したりもしています。
まだまだ経験もスキルも足りないので、とにかく今はさまざまなことを経験して、もっと仕事を生み出せるようになりたいですね。特にこれからは、働きたい女性を応援できる仕事ができたらと思っています。
将来は、山にログハウスを建て、家庭菜園の野菜で料理をしたり、雪山でスキーをしたり、海外にも積極的に出かけたいですね。