岐阜で活躍する女性の紹介
〜岐阜で活躍する女性からあなたへのメッセージ〜

「一期一会」の言葉を胸に、
一つひとつの機会を
大切にして
仕事もプライベートも
後悔しないよう過ごしたい。


OKB大垣共立銀行 中川支店 係長
江島陽子(えじま ようこ)さん(大垣市)

【2019年5月 8日更新】

中川支店で勤務する江島陽子さん。今年度より、女性を笑顔にする「L'sプロジェクト」(※)のメンバーに選ばれました。お客さまと接することが大好きだという江島さんは、勤続20年の経験を活かし、後輩の育成にも力を入れたいと話します。

※「女性の目線で、女性のために、女性を笑顔にする」をモットーに、女性のための商品やサービスを企画・開発する

外に出たことで岐阜の魅力を再認識
地元企業での就職を希望

 支店で預金事務を担当しています。後方で事務の正誤などをチェックする業務です。学生時代は関西で語学や英文学を学んでいましたが、県外に出てみて地元の良さを感じ、馴染みのある場所に戻りたいと、地元のOKB大垣共立銀行を志望しました。
 銀行というと事務が中心と思われがちですが、入社してみて、多岐にわたる銀行業務の大変さを知りました。さまざまな業種のお客さまに応対するために、いざという時に何でも答えられるよう積極的に勉強していかなければなりません。お客さま一人ひとりに納得してお帰りいただけるように努めています。
 「女性の目線で、女性のために、女性を笑顔にする」をモットーに、女性のための商品やサービスを企画・開発する「L'sプロジェクト」のメンバーとしても活動しています。今期、初めて任命されましたが、女性のお客さまに喜んでいただける企画を立てていきたいと思っています。支店で勤務しているからこそ、お客さまから直接お聞きできるキャンペーンの感想などを、より良いサービスづくりに反映させたいですね。

お客さまとの触れあいが
好きだからこそ頑張れる

 これまでずっと支店勤務でした。お客さまと接し、お話しをするのが好きなので、仕事にやりがいを感じています。お客さまがどんな考えをお持ちなのか、お話しする中で汲み取るのは容易ではありません。だからこそ、お客さまのご希望にあったサービスや商品が提案でき、満足していただけた時には、この仕事をしていて良かったと思います。「以前、応対した時に話しやすかったから」と指名していただけるのも、うれしいです。
 ある日、お客さまから「この前の手続きの時には親切にしていただき、本当に感謝しています」といった手紙をいただいたことがありました。自分としては普段通りの仕事をしていたつもりでしたが、これまでの応対は間違っていなかったんだ、これからも頑張ろうという自信につながりました。

公私両立のコツは
オンとオフの完全切り替え

 プライベートと仕事、完全にオン、オフを切り替えるのが公私両立のコツだと思います。プライベートでは極力、仕事のことを考えない、違った場所、環境に身を置くようにしています。
 趣味は海外旅行です。学生時代のカリキュラムでオーストラリアに短期留学し、海外が好きになったことがきっかけです。これまでフランス、イタリア、イギリス、クロアチア、ドバイ、アブダビ、オーストラリア、アメリカ、韓国、中国、台湾、シンガポールなど、各国を旅してきました。中でも、スペインのガウディ建築には圧倒されました。芸術性の高さもさることながら、そこに住んでいる人がいるのだと思うと不思議な気持ちにもなりました。
 ひとり旅ツアーにも参加しますが、さまざまな人の話が聞けて面白いです。仕事から離れてリフレッシュするからこそ、仕事に戻った時、集中できるのでしょう。
 友人の誕生日やお茶会など、ちょっとしたお出かけの際、和装するのも趣味のひとつです。和服は着るだけで、気持ちがシャンとしますね。

戻ることのない時間
一瞬一瞬を大切にする

 現在は、両親と暮らしています。特に母親が動物好きで、保護した7匹の猫に囲まれての生活です。迷い猫などをほっておくことができず保護してしまうんですよ。ですが、私のために両親が仕事に専念しやすい環境をつくってくれていて、感謝しています。
 座右の銘は、ありきたりかもしれませんが「一期一会」です。時間は1秒たりとも戻ることがありません。プライベートでも仕事でも一つひとつの機会を大切に、日々後悔することがないよう過ごしたいと思っています。
 支店の仕事が円滑に回るようにするのが、私の役目です。お客さまに気持ちよく帰っていただくために、後輩を育てていく必要も感じています。私自身も、まだまだ知識が足りないと自覚しています。仕事は生き物のようなもの。思ったように進まないことも多いです。そんな時にも良い解決方法が打ち出せるよう、さらに研鑽を重ねていきたいです。