就職から間もなく4年目を迎える今井さん。窓口業務を経て、現在は営業担当として日々の仕事にあたります。当初は慣れなかった営業ですが、お客さまとのやりとりから多くのことを学び、知識を得ながら現在まで仕事を続けてきました。
地元での就職を希望し
東海三県で働ける職場に就職
実家から通勤できる職場での勤務を希望していたので、地域職採用を中心に就職活動していました。信託銀行は取り扱う商品のジャンルが広く、将来にわたって必要とされる銀行だと感じていましたが、特に三井住友信託銀行は東海三県に支店が多く、自分の希望に一番沿った勤務先でした。
今年の4月で4年目を迎えますが、1~2年目は窓口でお客さまの受付を担当し、2年半が経った頃に営業に担当替えとなりました。受動的な仕事から能動的な仕事になったことで、時間を作って勉強をしたりお客さまとのアポイントをとったりと、自分から積極的に動くようになったと感じています。
新規のお客さまでなくても、ご自宅に伺う営業の仕事は、最初難しい点もありました。お客さまの家にあげていただく際の作法が十分でなかったり、住宅街での運転にも不慣れだったということから、辛い思いをしたりしたこともありました。それでも、時間を重ねることでできることが増えていきました。自宅に伺うことで生活が垣間見え、お考えが深くわかるので、いまは自分の性格に向いていると感じています。1日に3軒ほど伺って、相続対策や不動産活用についてご提案しています。他の金融機関で取り引きされていた方が、私の提案で当社と取引きを始めてくださったときは、うれしかったです。
整った環境を活かして
知識を深めて業務を進める
私が勤務する岐阜支店では、新商品の販売開始、法律改正等、さまざまなテーマで定期的に約30分程度の勉強会が開かれます。朝礼では上司や先輩から時事ネタの共有もあり、常に知識を高める環境があります。
入社して前任者からお客さまを引き継いだときは、苦労もたくさんありました。信頼関係は簡単には築けないので、何度もご連絡をしてお会いをして、お話しすることを繰り返しました。上司も先輩もやさしく、親身になって指導してくれるので、積極的に質問し教えてもらいながら仕事をしています。
今では入社1年目、2年目の後輩もできました。アドバイスする立場になり、質問にはしっかりと答えるよう心がけています。
また、2週間に一度開催される会議のリーダーも任されるようになり、期限までに資料をまとめるために、先輩後輩関係なく営業進捗を確認してまわる等、忙しく飛び回っています。
仕事の魅力を存分に感じています
自分の人生にも活かしていく
3年目が間もなく終わります。「3年が経つと、仕事内容は一巡するのかな?」なんて思っていましたが、まったくそうではありませんでした。今年から不動産情報の取りまとめといった新しい仕事を任されるようになり、まだまだ知識が必要だと感じていますが、やりがいも感じています。これからも新しい仕事や難しい仕事にも挑戦していきたいですね。
国が置かれている環境や制度、経済の動きを敏感にキャッチできるのが、銀行で働くメリットです。もちろんお客さまのために仕事をしていますが、得た知識は自分自身や家族、友人の将来にも役に立ちます。それがこの仕事の魅力ですね。
熟知した地元を中心に
長く続けていきたい仕事
社内には女性職員も増え、悩みも相談しやすいです。男性もみな話しやすく産休、育休の制度も整っているので、将来結婚して子どもができても続けられるという安心感があります。
落ち着いた場所が好きで、やはり地元で働いていたいです。いまは岐阜市内在住で、外回りのときも知ったエリアを担当することが多いですね。今後も可能な限り、東海地方で働いていたいなって考えています。
金融機関は長期休暇がとれるので、就職してから海外旅行に出かけるようになりました。これまでアメリカやフランス、韓国などを訪れました。1年に1~2回は海外に出かけています。この楽しみを目標に、これからも日々の仕事に向き合っていきます。