岐阜で活躍する女性の紹介
〜岐阜で活躍する女性からあなたへのメッセージ〜

この会社を多くの方に
好きになってもらえるよう
社会課題解決や環境への
取り組みを発信していきたい


リコージャパン株式会社 販売事業本部 岐阜支社 ViCreA推進グループ 兼 事業戦略グループ チームマネージャー
杉江由美子(すぎえ ゆみこ)さん(岐阜市)

【2021年8月10日更新】

リコージャパン岐阜支社は、脱炭素社会の実現や働き方改革を見据えた「省エネモデル事業所」として2019年3月に竣工しました。杉江由美子さんはリニューアルプロジェクトのメンバーとして、環境整備の面で力を発揮しました。また、社内外に向けた女性活躍推進活動にも積極的に取り組んでいます。

リコージャパンが実践する『働きがいとエコ』を兼ね備えた空間づくりへのサポート

 リコージャパンへの入社は、OB訪問が大きなきっかけになりました。当時、インストラクターを募集していて、その職種だった先輩が活き活きと働いている姿に惹かれました。昔から人見知りをしないと言われてきて、人と接したり話したりすることが好きだったので、具体的な仕事内容を聞き、興味が湧いて就職を決めました。
 入社にあたり、デジタル系の知識なり素養なりがいるのでは、と思いましたが、今より20年ほど前は知識のない人、あえてスキルのない人のほうが、会社に入って一から学んでもらうことが良いとされていました。研修を積み重ねて、リコージャパンに必要な知識を先入観なく身に付けていきました。
 以前はインストラクターとして、お客様のアフターフォローを中心にやっていましたが、新社屋への移転を見据えて新設されたLiveOfficeでアテンダントをしています。LiveOfficeは、私たちが実際に働いている様子を直接お客様に見ていただける場となっています。お越しいただいた方々に「これは便利だ」「こういうことができたらいいな」という気づきを得ていただけるよう、ご案内しています。
 一緒に働くメンバーとアイデアを出し合い、常に新しいことを模索して、この先のオフィスのスタンダードになっていくベースを作っていかなくてはいけません。新たな実践を発信するためには、現状に満足せずに進化し続ける思考を持たなくてはならず、それは非常に楽しくもあり、大変でもあります。

ダイバーシティ推進の一環で女性活躍を応援するセミナーも企画

 働きがいのあるオフィスにするための当社の取組は5年後、10年後を見据えており、けっこうなチャレンジをしている企業だと思います。特に岐阜支社は全国のリコージャパンの中でも、SDGsの実践事業所としてありのままをお見せする事に力を注いでいます。たとえば、再生可能エネルギーで事業活動を行うRE100を目指して太陽光パネルを設置していますが、「本当に効果的なのか」「どれほど発電するのか」「この建物でどれだけカバーできているのか」などを実際に体感していただけます。そういう新たな取り組みで良かったこと、失敗したことを包み隠さずお客様にお伝えすることで、説得力あるプレゼンテーションにもなっています。その上で運用の仕方を含め、最適なご提案をさせていただきます。
 女性の活躍推進に関する活動は、リコージャパンのキャリアアップ研修がひとつの契機でした。内容がすごく良くて、私たちにこれだけ響くのだから、お客様方(岐阜県内の企業)にも聞いていただいたら、きっと大きな反響があり、女性が活躍する社会が目指せるのではと思ったのです。それで上司に進言して、セミナーやイベントの開催を手がけるようになりました。毎回多くの来場者があり、女性同士、企業の枠を超えて繋がるという喜びも感じることができました。

自分自身にも休みを使うために意識して有給休暇を取得

 夫と8歳の長男、4歳の長女、夫の両親の6人暮らしです。私が仕事に熱意をつぎ込めるのも、同居する義理の両親が支援してくれるおかげで、ありがたいと思っています。
 月に1度は意識して有給休暇を取るようにしています。子どもの行事で埋まる場合も多いですが、それ以外は自分の時間としてしっかり脳をリフレッシュしています。趣味という趣味はないですが、食べることとショッピングが、働くモチベーションのひとつになっています。体を動かすことも好きで、子どもが生まれるまでは登山やテニスもやっていました。
 子どもたちとの時間も大切にしています。帰宅したら、まず手を休めて子どもたちと向き合って話すよう心がけています。最近、娘がものを作ることに興味を持ちだして、いっしょにアクセサリー作りを楽しんでいます。

お客様との出会いを大切に、ご期待に応えられるよう自身を磨く

 お客様との出会いは一期一会ではないですが、ひとつひとつを大切にしたいです。お越しいただいたら、来て良かったと言ってもらいたいですし、リコージャパンのファンになってもらえたらいいな、とご案内しています。
 お取引先としての繋がりだけでなく、企業の方向性とか考え方とか、そういったところで繋がれるような深い関係性も築いていければと思っています。そのためにも振る舞いや礼儀などを磨きながら、経営者層目線の話ができるよう知識や教養も学んでいきたいです。