岐阜で活躍する女性の紹介
〜岐阜で活躍する女性からあなたへのメッセージ〜

エフエム岐阜の番組や
県の移住促進に携わると
自ら岐阜の魅力を再確認!
恵那市での暮らしをスタート


タレント
西村 知穂(にしむら ちほ)さん(恵那市)

【2022年8月15日更新】

タレントとしてキャリア30年。エフエム岐阜の番組を通じ、「岐阜に住みたい!」という思いが強くなったという西村さん。岐阜県主催のイベントで、移住者に向け岐阜の魅力をPRするうちに、自身も恵那市に移住! 岐阜県の魅力をPRしようと考えています。

偶然のテレビ出演。レポーターが目標に!
 2021年夏、岐阜県羽島郡岐南町から恵那市へ移住しました。私は三重県志摩市の出身ですが、高校卒業後、愛知県の大学へ通いました。在学中、町を歩いていると偶然、当時放送していたCBCテレビの情報番組「ミックスパイください」の中継に遭遇し、女子大生としての意見を求められ、テレビに出演しました。それをきっかけに、番組スタッフの方から「これから継続して、女子大生代表として出演して意見を話してほしい」と頼まれました。
そこで番組に出演していたタレントの宮本忠博さん、鉄崎幹人さんたちとの縁ができると、みなさんの明るく元気できらきらと仕事をする姿を見て、「こんな仕事があるんだ」と思い、そこが転機となりました。
私は「テレビのリポーターになりたい」と考え、そのためにはしっかりと話すことができないといけないため、まずは養成学校に入り、アクセントや話し方を勉強しました。事務所にも所属し、タレント活動を始めました。活動をしていくなか、ラジオ局のエフエム岐阜で放送していた朝の生番組に採用されることとなりました。生まれは三重県で、当時は名古屋に住んでいましたしたから、ここで縁のなかった岐阜県とのつながりができ、それが今も続いています。

実体験を通じた、岐阜県の移住促進イベントにも挑戦
 エフエム岐阜の朝の生番組「Morning Bird(現在のMORNING SPLASH)」は、毎週木曜日と金曜日の週2回、7時30分から10時までの放送でした。番組は6年続き、番組がある前日は週2回とも大垣市のホテルに宿泊していました。当時まだ社会人リーグ所属だったFC岐阜を応援する1コーナーが始まりました。取材でスタジアムに試合を見に行くと、ラジオを聴いてくださっていた方から「西村さん!」と声をかけてもらい、次第にその機会が増えていきました。
ゴール裏でFC岐阜の応援歌「チャント」を歌ったことも。サポーターみんなで地域を盛り上げる空気があり、すっかり魅了されました。サッカーが地域密着スポーツとして魅力的に映ると同時に、岐阜県の魅力や岐阜県に暮らす人の温かさにも触れたのです。そしてその思いは徐々に強くなり、「いつか岐阜に住みたい」という思いが芽生えました。その後、岐阜市に移住。結婚を機に岐阜県岐南町で暮らし始めました。その実体験をもとに「清流の国ぎふ暮らしセミナー」の司会も長くさせてもらっています。今度は、岐南町から恵那市移住しました。番組を通じて司会者自身が岐阜の魅力にはまってしまいました。

トークバラエティのラジオ番組でFC岐阜を応援!
現在エフエム岐阜では、毎週土曜日お昼12時から放送している「Road to Dream」という番組のパーソナリティを11年担当しています。これはFC岐阜を応援しようと生まれた1コーナーだったものに、さらにスポンサー様がついてくださり、1つの応援番組として生まれたものです。選手をゲストに迎え、これまで300人以上の選手とお話をさせてもらいました。ただ、番組はあくまで興味を持ってもらう入口であり、トークバラエティというコンセプトを忘れずに、サッカーに詳しくない方にも伝わるよう、選手の魅力をPRしています。取材で選手の生き方、考え、思いを知ると応援したくなります。ぜひ、多くの方に聴いてもらいたいです。
私は仕事に向き合うとき、徹底的な準備を大切にしています。ラジオ番組やイベント司会はやり直しがきかない場面が多く、事前に渡される台本にびっしりと情報を書いておくため、「真っ黒だね」と、よく驚かれます。事前準備の大切さは、スポーツ選手の考えと近いものがあるのかもしれません。

移住者目線を忘れず。活字、写真でも魅力を届ける
2022年にはタレントとしてキャリア30年を迎えます。未だに人見知りをしますが、それでも人と話をしたり、会ってワイワイすることも好きです。岐阜県には酒蔵も多く、日本酒ソムリエと呼ばれる唎酒師の免許を取得しました。普段から基本的には、岐阜県内のお酒と決めており、全てのお酒を制覇するのが夢です。そして、これから少しずつ、大好きな岐阜県の日本酒も広めていきたいです。
これまで岐阜県の魅力を語ることで伝えてきました。恵那市へと移住したのを機に、より岐阜の魅力を発信したいとこれからは岐阜県観光連盟の「岐阜の旅ガイド」の地元レポーターとして、活字や写真を使って移住者の目線を大切に発信していきます。