岐阜で活躍する女性の紹介
〜岐阜で活躍する女性からあなたへのメッセージ〜

いつも笑顔を忘れない。
緊張してしまう場面でも
どんなに忙しいときでも
笑顔でいることを大事に!


大垣共立銀行 本山支店
松浦 史愛(まつうら ふみあ)さん(大垣市)

【2022年8月15日更新】

「地域に愛され、親しまれ、信頼されるOKB」を基本理念に、地域経済を支えてきたOKB大垣共立銀行。本山支店の窓口業務を務める松浦史愛さんは、今年4月より「L's(エルズ)プロジェクト」のメンバーに加入しました。ぜひお客様の声を生かしたいと、プロジェクトの活動にも積極的に取り組んでいます。

支店長の言葉に感動
 「銀行業は地域を守る仕事です。ふるさとを子どもに残していきましょう」
就職活動中、大垣共立銀行の座談会に参加した際に聞いた、当時支店長をされていた方の言葉で、すごく心に残りました。
 ひとと接する仕事、地域性、そして5歳から始めたバトントワリングを、名古屋での活動をしながら続けられるという条件を満たす、地方銀行に興味を持って、地元のいろいろな銀行を就職活動で見ていたなか、参加した座談会でした。
 大学は歴史学科で、地域の歴史も学んでいました。しかし、自分のふるさとを引き継ぐこと、守っていくことについて、深く考えたことはありませんでした。ふるさとは地元の企業によって守られている、そこに銀行も深く関わっている、と強く意識させられたと同時に、ぜひこういう思いを持った銀行で働いてみたいと思ったのです。
 座談会には何度も参加して、いろいろな世代の方にお話をうかがいました。女性社員も多く、なかにはL'sプロジェクトで活動されている方もいました。
現在は、本山支店に配属されて3年目を迎えました。今年の4月、L'sプロジェクトメンバーの公募があり、支店の方々に応援していただき、応募しました。座談会のときから、女性ならではの視点で女性のための商品などを企画する仕事に魅力を感じていて、入社したらいつか携わりたいなと思っていました。面接はとても緊張しましたが、選ばれたときはうれしかったです。

提案スキルを磨きたい
 本山支店では窓口業務をしています。金融関係の知識がほとんどなかったこともあるのですが本当に日々勉強です。お客様とのお話のなかで投げかけられた質問について調べ、学び、お応えしていく。その積み重ねが自分を成長させてくれていると思います。
 当初はお客様とお話しする機会が増えるにつれて、うまく話せなかったりお客様のニーズをうまく聞き出せなかったりと、やっていけばいくほど、もどかしさばかりが募りました。先輩たちは対応が早いので、どうしても比べてしまいます。私はあまりガツガツといけるタイプではないので、仕事が合っていないのかと、正直思ったこともありました。頼りにしている先輩が親身に助言してくださり、今は前向きな気持ちになれています。
 元々お客様とお話しするのが好きでした。最近は資産運用のご案内を窓口ですることも増えています。少しでもお客様の思いや考えをくみ取り、お客様のためになる提案ができるよう、接客や提案のスキルをあげていきたいと思っています。

世界遺産検定に挑戦
バトントワリングは、入社1年目は週5日くらい練習に行っていましたが、昨年来のコロナ禍でほとんどやれていません。休日に体を動かしてリフレッシュしたいと、軽く練習する程度です。
 ひとり旅もすごく好きですが、これもコロナ禍で出かけられません。旅行に行けない代わりに、世界遺産検定を勉強しています。歴史が好きなのもあるのですが、この先行きたいところを探すという感じです。今度、世界遺産検定1級にチャレンジします。
読書も好きで、仕事帰りによく書店に寄ります。意外、とよく言われるのですが、ロックバンド「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」のファンです。兄の影響で、10年来のファンです。鹿児島のライブにも飛行機で行きました。

お客様とのパイプ役に
 L'sプロジェクトの会議が定期的に本店で開かれます。初回は緊張して臨みましたが、実際はアットホームで、どんな意見も歓迎という雰囲気でした。新たに手がける情報発信メディア「おひさまマルシェ」や、ピンクリボンキャンペーンの企画に参加しました。
 メンバーになって半年。まだ意見をしっかり発信できていない自分がいます。支店も部署も違えば世代もさまざまな方々との意見交換は楽しく、とても刺激になっています。まずは窓口で聞くお客様の生の声を会議に届けていきたいと思っています。
 私と同世代でライフプランが変化した女性が増えています。そんなときどこで相談したらいいかわからないという声もよく聞きます。銀行はそういうことを相談できる女性も多く、女性だからこそのライフプランをお話しできるはずです。子育てや仕事でなかなか来店できないお客様が気軽に相談できたり、そういった情報を発信できたりするツールとして、「おひさまマルシェ」を活用できたらいいなとも考えています。
 L'sプロジェクトとの兼務で、仕事をいろいろな角度から見る目が養われてきたと感じています。今後も銀行の研修や制度を使って、新たな学びが得られるような取り組みに積極的に挑戦してみたいです。