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自宅の一画でスイーツ店を営む平野資子さん。店頭に並ぶクッキーやマフィン、ショートケーキ、レアチーズケーキなど、平野さん手作りのお菓子には卵、乳製品、白砂糖が使われていません。素材も有機栽培や無農薬を選び、アレルギーを持っているひとや、授乳中のママたちも安心して食べられます。
可茂森林組合職員として2年。山路今日子さんは森林整備に関わる業務のほか、岐阜県立森林文化アカデミーで学んだ木工技術を生かして、組合が美濃加茂市から指定管理を受けている森林公園「みのかも健康の森」で、イベントの企画運営や木工講座の講師を務め、来園者に森林や里山の魅力を伝えています。
テレビ局社員、地方創生の仕事を経験して2020年に瑞浪市にUターンした東恵理子さん。東濃エリアでは初めてとなるクラフトビールの醸造会社として注目を集めています。町づくりを経験した岡部青洋さん、醸造家の丹羽智さん、東さんの三人で会社を運営。クラフトビールを入口に観光資源発信に挑みます。
商店のコンサルティング事業を行う株式会社ゴシンボク、地域商材に付加価値を付けて外に発信する株式会社ごえん。仕掛け人と言えるのが山田文美さんです。結婚を機に移り住んだ中津川市の魅力をPRしながら、働く自分たち自身もワクワク、楽しめる仕事を生み出そうと奮闘しています。
全国に約200の保存会がある地歌舞伎はその昔、歌舞伎を見た町人が見よう見まねで役者になり切り、周囲に披露したのがルーツとされます。岐阜県には保存会の30団体があり、中津川市内には6つの保存会があります。地歌舞伎の役者、振付師として活躍する伊藤麻里さん。地歌舞伎と言っても、大きな団体に負けない質の高い舞台を心掛けています。
中津川宿の景観を守り、町ににぎわいを生もうと植栽や季節の飾りつけを行う中山道こまちの会。会長の矢野順子さんは、会の立ち上げから今日まで活動を続けてきました。活動から20年以上を経て、中山道は花が咲き誇る景観の豊かな町として広く認知されています。
総務経理や人事系のコンサルティング業務を経験し、2014年に大垣市内で経営コンサルティングを行う会社を設立した栗田恵世さん。これまでに300社以上の経営支援に携わっており、女性の創業支援については800件以上もの実績があります。2019年には一般社団法人ウーマンアントレプレナーズを、2020年には「不易流行 THE 実学実践会」を設立するなど、自身の専門性を生かした地域支援も積極的に行っています。
「食と人との繋がりを捏ね上げる」をスローガンに掲げる株式会社Coneru。大垣市内に2つのシェアキッチンを展開し、食に関わる人々を応援。代表取締役の平塚弥生さんはフードビジネスコンサルタントとして「何かはじめてみたい」と思った人の、チャレンジの一歩目を後押ししています。
診療放射線技師、勤続20年の澤幸子さん。大垣市民病院で初の女性技師であり、院内や県の診療放射線技師との意見交換により、女性が働きやすい職場環境整備に尽力してきました。家に帰れば二児の母として子育てしながら働き、後輩技師のお手本になれるようにと日々頑張っています。
男女共同参画社会を推進ためのきっかけとなるセミナーやイベント開催、女性の様々な悩みに寄り添う岐阜市女性センターは男性も女性も、それぞれが平等に活躍する社会を目指しています。副所長として働く河合覚子さんは正解のわかりづらい難しい仕事ですが、応援してくれるご自身の家族や友達、仲間に感謝しながら、他者支援を行っています。*
どんな障害の重い人も、安心して豊かに暮らしていける地域づくりに取り組んでいる「社会福祉法人いぶき福祉会」。自立的な生活を目指して、菓子やジャムなどの生産も積極的に手がけており、山本友美さんはブランドマネージャーとして、商品開発やパッケージデザインの分野で力を尽くしています。
手軽に熱燗を楽しめる「酒燗器」をはじめ、業務用の徳利や盃、湯呑みなどを製造する窯元に生まれた伊藤瑛子さん。家業に就いたばかりの頃にデザインした、たぬきシリーズが山淳製陶所の人気商品になっています。美濃焼おかみ塾では陶育やSNSを担当し、美濃焼文化の発信にも意欲を見せます。